4月から、人知れず仕込みに仕込んだ物件の完成ラッシュがやってきました。どの物件も思い入れがあってオーナー様への引き渡しは感慨深いものがあります。
こちらはグリーンを基調にした和室。抹茶色ではないグレー寄りの緑でモダンさが際立ちます。
賃貸物件では敬遠されると言われる和室ですが、新築のリビングには必ず畳の小上がりが検討されるくらい、和室の汎用性は高くその機能はじわじわと見直されています。
私たちは、和室を画一的に洋室化するのではなく、ご予算や入居者像に合わせてできるだけ残すことも行います。
洋室には、腰壁風の壁紙の貼り分けで高級感をプラス。階段はお日様に吸い込まれそうな、やさしくて明るい色の壁紙を採用しました。
1階のリビングダイニングは壁を取り払い床をつなげて広々した一室へ。掃き出し窓から見える庭がぜいたくです。
浴室と洗面を並べてみると…同系色で揃えるだけでなく、浴室タイルの位置に合わせて洗面の色を分けています。
ステンレスの浴室に目が行きにくい、細やかな工夫です。
キッチンとトイレ
2階ベランダは多少の雨風は気にならない囲い込みタイプ。安心感が違います。
立派な門扉のあるこちらのおうち。内見する人々が和室の魅力に取りつかれますように。