戸建てには珍しい30平米台の超コンパクトな2階建て物件を再生しました。狭小スペースに細かい仕切りが多く、再生前は色々と頭を抱えました。
まず、細ー－－い玄関には、邪魔にならないシューズラックを備え付けで設置。ボックス型ではないシェルフ式の靴箱なので圧迫感がなく、足元が空いているのでかなり実用的。こちらはIKEAの固定式シューズラックを採用しました。
明るいライトグリーンの壁紙は、玄関を出ると目に飛び込んでくる青々とした田んぼのカラーに合わせたもの。
全ての部屋につけられていた障子の状態が大変よく、障子は大切に活かしたまま壁には2色の漆喰と、床材にはウイスキー樽をコーディネートして、モダンな洋室風にしました。洗面台と洗濯機を置くスペースがもともとなかったので設置場所に苦労しましたが、思い切ってリビングへ。力技ではありましたが、なんとこのとおり。
グレーに塗分けられた漆喰がIKEAの引き出し型洗面台と5連ライトにしっくりくるオシャレな一角になりました。合板風の引き戸もなかなかよい風合いです。
狭いトイレはドアと手洗いを取っ払い、脱衣場と一体にしました。
もともと単身向けを想定してリフォームをしていたので、ここも思い切って大正解です。
アクセントクロスには輸入壁紙で珍しい柄をチョイスし、ブラックのアイアンバーでできたペーパーホルダーをプラス。賃貸物件では見かけないようなシブい空間が、スクエアタイルとも相性抜群。
向かいのお風呂は清潔に。とにかく清潔感を第一にすればあとは大丈夫。
2階は単身者が、ベッドルームと趣味やテレワークに没頭するためにちょうどいい2間。
アクセントクロスには、チョークでお絵かきができる壁紙を採用しました。
30代男性の一人暮らしをイメージして再生したこちらのおうちは、見事、テレワーク中心の30代ビジネスマンに気に入っていただき即入居が決まりました。